Adamの旅 with Eve



海外旅行は2度目で、それもセブは初めてとおっしゃる動体視力抜群の
Adamさんが、5月21日から6月2日までのセブ旅行中に、バンタヤン島へ
行かれた時の様子を投稿して頂きました。末尾に"便秘対策"もあります.



- バンタヤン島二泊三日4人旅/Eve&Adam+2 -


私は、日本を立つ前にボホール島、ネグロス島、バンタヤン島の何れか若しくはセブ島
内のリゾートに2〜3泊で行ってみたいと思っていました(できれば2箇所)。
ここと他のWebで紹介されていたのが、きっかけで興味を持ちました。
その他、ガイドブックを2冊買いましたが、ガイドブックは
得てして信頼できないとかねがね思っていましたので、
Web優先で選びました。(それならガイドブック
なんか買わなければ良いのに)
最終的には、セブで
聞いて決めようと思って
(絞りきれなくて見きり発車)
いましたが、Eveが行きたいところ
になりました。彼女の友人が行って、
とても美しく、ピースフルなところだと聞い
ており、前から行ってみたかったとの事でした。


当日、朝8時30分にEveが迎えに着てくれる約束だった
のですが、9時15分ぐらいにようやく到着、これが"フィリピン
タイム"か。フェリーの時間(ハグナヤ発12時)が気になりつつ彼女の家
にスーツケースを置きに寄り、Eveの妹Ros&友人Vanを拾って、ハグナヤに
向かう。ここで失敗、Eveは部屋にスーツケースを置きに行く時に、タクシー内
に財布を入れたバッグを置きっぱなしにしてしまった(約3分間)。タクシーに戻り、
2人を拾ってハグナヤに向かおうとすると、ドライバーは急に車の調子がおかしいので
乗り換えて欲しいと言い出し、向かう方向がどうもおかしい。時間が無いのであせりつつある
私が、問いただすとバッテリーとタイヤがおかしいので、仲間のタクシーを捜しているとの事。
時間が無いので、直ぐに止めさせ、乗り換えた。この3分間に、Eveの財布から、約2000ペソ
の現金(私が、小払い用に預けた)が抜き取られていました。皆さ−ん、タクシーには現金などを
置いて席を離れない様にしましょう(常識でしょうね!)。タクシーが乗り換えを要求する時は
疑ってみましょう。乗り換えたタクシーは、バンタヤ出身のドライバーで、時間を気にする
私にノープロブレムと言った。しかし、先の時間ロスと渋滞&安全運転&Vanの車酔いで、
結果的にハグナヤについたのは12時25分であった。なお交渉で決めたタクシー代
は、1500ペソ(2000ペソを値切った)であったが、メーターは600ペソ程度
であった(1000ペソ程度で良かった?)。12時の次のフェリーは、18時で
あったので仕方なく小船をチャーターしてバンタヤン島のコタビーチホテル
に向かう。チャーター料金は、1100ペソでホテルのプライベートビーチ
に約45分で到着した。船は、十数人程度が限度と思われる小船だが
結構スピードが出る。しぶきを浴びながら紺碧の海を疾走するのも
また壮快であった(Vanの船酔いが心配であったが、以外にも
キャーキャー騒いでおり、心配は無用であった)。


ホテルにチェックインし、2棟のコテージ(クーラーつき)に荷物を置き、
水着に着替えてホテルのレストランで昼食を済ませ、そのままビーチへ。
対岸のセブ島側では、雷が鳴り稲光が光っていたが、コタビーチでは雨も
降らず6時半過ぎまでビーチで過ごした。ビーチで、地元の青年(自転車
トライシクルのドライバー)が声を掛けてき、夕食はサンタフェの"マジェ
スティック"が美味しいと教えてくれた。(声を掛けられたのは私ではなく
お嬢さんたちにであることは言うまでもなく、その内容は営業であったが)
塩水混じりの水だけのシャワーを浴び、一休みしてホテルの外に出ると
例のドライバーが待ち受けており、サンタフェへ。約20分程度で到着し、
サンタフェ・ビーチホテル内のマジェスティックレストランで夕食。この名前
は、ここのWebで見た名前で、同様に中華系であったが、同じ系列か否か
は不明。ロブスター・蟹などを含めかなりの量を注文したが、4人で1200
ペソちょっとですんだので、結構安かった。ただし、ロブスターは伊勢海老
タイプではなく、うちわ海老であり、かなりしっかり火が通っており安全
ではあるが味わいは今一つであった。他の料理は、比較的油っこく
なく食べやすいが、特徴に欠ける感じがした。


ホテルへの帰りは、
行きのトライシクルが待っており、
これで帰るが、満腹での自転車トライシクルは
かなりこたえる。身長177cm、体重77sの私には、
サイズが小さすぎるのと、デコボコ道にサス無しの足回りで、
古傷のある腰を痛めてしまった。ホテルに帰って、腰がいたいと
彼女らに言うと、三人掛りでマッサージ(まともなマッサージです
よ、誤解無きよう)してくれた。なかでもRosは、非常に上手で、聞けば
両親に良くしてあげているとの事、感心な娘である。40〜50分程のマッサージ
で、居眠りをしかけていると、いきなりの停電で電灯・エアコンが止まる。
しかし外部灯は不思議と点灯している。数分後にランプを持ってきてくれた
が、通電が再開されたのは明け方であった。エアコンが切れたため、窓
(一応アミが張ってある)を空けて寝る事になったが、夜中に2〜3
匹の蚊の襲撃を受け格闘の末2匹を退治した。(翌日も、停電は
再現された。後に聞くと、ジェネレータの不調で、殆ど毎日
故障しており、その為にエアコンつきコテージが通常
1200PSが800PSになっているとの事でした)


翌朝、早朝ジョギングは、ビーチから始め、
付近の村を見物しながらウォーキング主体で
1時間ほどで切り上げる。ホテルのプライベートビーチの範囲を外れたビーチは、やしの実、
木片などのゴミでかなり汚い。町並みは、セブ市とは異なりのんびりとした雰囲気で、沖縄の
田舎を彷彿とさせた。朝食後、前日大きな鍾乳洞があり、プールもあるところがあるとの情報で
"オクトン・ケーブ"と言うコテージ・ホテル(サンタフェビーチホテルと同系)に行き、泳げない
Eveに泳ぎを教える事になった。実際に行ってみると、その鍾乳洞はとても小さい物であったが
中が池になっており泳ぐことができ、彼女らは喜んでいた。(私は、鍾乳洞は見飽きているので
5分で飽きて、表のプールで泳いでいた)そこには、小さなビーチもあったが
コタの比ではなくそこで泳ぐ気にはならなかった。また、ここには飲み物は
あるが食事は無かったので、昼過ぎにホテルに戻ろうかと相談していると
一緒に泳いでいた二人の少年を連れた45歳ぐらいの女性が、
持参の昼食(鳥と豚のバーベキュウ+ハンギングライス?)
に誘ってくれた。その女性は、バンタヤンに住んでおり、
御主人はサウジに働きにいっており3年間会っていないとの事で
あり、長男はセブ市で働いているともいっていた(Eveの通訳による)。
もっとも、Eveによると同じビサヤ語でもバンタヤンとセブでは相違があり、
かなり分らない単語があるそうである。(横道/Eveによると、「マハール キタ」
はタガログ語で、ビサヤ語では、「ギヒゴグマ コ イカ オ」または、「アコ ヘグマ ニモ」
で、後者の方がより親密だと言っていました。/スペリングは聞き忘れました。)

午後2時頃、天候が急変しそうになったので急いでホテルに帰るが、
途中で激しい雨にみまわれてしまった。1時間ほどホテルでお喋りを
していると雨も上がり、ビーチに行き、ビーチバレーやウン十年ぶり
の鬼ごっこをしたりして気分はすっかり若返ってしまった。

夕方、昼食を御馳走になった御婦人のお宅を尋ねる。
ホテルからモト・トライシクルでバンタヤンに向かうが、
かなり遠く、数十分かかってようやくバンタヤンに
着くが、家が見つからない。20分ほど探し回って帰
ろうかと話していると、探しに来てくれ逢う事ができた。
家は暑いので桟橋に行こうとの事で、桟橋に行って話
をしていると、そばにいた若者たちがバンブーダンス
(バリ島?で有名な)を披露してくれ、決して上手
とは言えないが、楽しませてくれ、同行の陽気なVan
も参加し大いに盛り上がった(アルコールもないのに)
(帰国後友人にそれらの話をしたら、「1対3ですか〜
元気ですね!」と冗談半分で疑われてしまいましたが
Eveはともかく十代の二人とは娘か歳の離れ〜た妹と
言う意識でした。現地では全く気にもし無かったのです
が、あるいはそう言う目で見られていたのかと思うと、
ちょっと気になってしまっている今日この頃です。)

ホテルのレストランについて、特にお勧めはないが、シュリンプカリー、豚リブステーキ、
マンゴ・パンケーキ、およびネーティブ・チョコレート(ココア)が美味しかった。
(この頃は、フィリピン料理に飽きてきていた時期)美味しくなかったのは、
牛肉の料理。魚介類の生物は、一切口にしませんでしたので、メニューに
あったかどうかも記憶にありません。注意:バターは変質していました。
(蚊とハエはいましたが、例の特大君はいませんでした。ネンノタメ。)


三日目、6時過ぎに十代の二人に起こされビーチに、
こんなに早く泳いだのは、生れて始めてであった。
10時にチェックアウトし、ホテルの車でサンタフェ港に、
フェリーにはすでに乗客が満載されていたが、エアコンつきの
ファーストクラス(2F、4人で300PS程度?)には十分な空きがあり、ほっとした。
フェリーは、50分ほどでハグナヤにつく、すでにセブ行きのバス4台(内エアコンつき2台)
が待っており、フェリーの中で頼んだポーター?がエアコンバスの席を確保してくれたので、
無事4人並んで座る事ができた。バスは、適度な室温に保たれ、シートの間隔・大きさも問題なく、
快適であり、約3時間30分でアヤラセンターについた。途中ドライブインで15分ほど休憩があり
、トイレと軽食を済ませることができた。降りる場所は、路線上の目印のある場所ならば何処でも
停めてくれる様であった。(止め方は、車掌にあらかじめ行っておくのが原則の様であるが、前の
方に座っていれば、直接運転手に言えば良いし、後部ならばボディーを叩くと止めてくれる。)


この小旅行(バンタヤン)で感じたことは

● 4人旅もまた楽しく、よいものである ●
●フィリピン人は、スゴーイ! 絶対に焦らない・苛立たない・後悔しない●
●エアコン・バスは快適である(タクシーより、安全で安く、時間も大差ない)●
●バンタヤン/コタビーチはとても良いところだが、ホテルは全ての面でイマイチ●
●私には本当に静かなリゾート生活は、1週間が限度かな?(準備不足が原因か?)●




ちなみに
私の便秘対策は、

第1に水を意識して飲む事、
第2に野菜をたくさん食べる事、
第3に朝の運動と冷たい牛乳を飲む事です。

これは若い頃、年に30回ぐらい出張していた時に身につけました。


また、旅行に出ると野菜不足になる事が多いので、野菜ジュースを携行します。
今回も野菜ジュースを2本持参したのですが、セブでは野菜ジュースが手に入らず
やっとトマトジュースを探して補充しました。また、SMやアヤラに行った時には、
スタンドで人参ジュースを必ず飲んでいました。それにしてもフィリピン料理では
野菜が少ないですね。そしてフィリピン人は野菜を食べませんね。
ただし、彼女らは自分の家では多少野菜を食べていましたが...


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Page edited by Adam , Last Update: Aug.23,1999
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