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ユージン・スミスと言えば、日本では「楽園への歩み」や「水俣」が有名ですが
第二次世界大戦中は、従軍カメラマン(今で言う戦場カメラマン)として激戦地
を飛び回っていたのですね。特に日本軍が攻め込んでいった南太平洋地域を

Eugene Smith in Saipan  楽園への歩み
  The Walk to Paradise Garden
この写真は、版権者の意向で現在非公開となっている。  水 俣
  母と娘(上村智子15歳,1956-1977.2.7)



- W. Eugene Smith の WWU -

ユージン・スミス(1918.12.30〜1978.10.15)は、第二次世界大戦中
米空母「バンカー・ヒル」に乗艦し、艦載機に同乗してウェーク島、
タラワ、ラバウル、マーシャル諸島における各作戦の写真を撮った。
1944年からは、サイパン、グアム、レイテ島、硫黄島、沖縄戦などを
報道したが、1945年5月22日の沖縄戦で、砲弾により重傷を負った。


 ライフ誌1945.4.9号 硫黄島


戦後、水俣における写真報道により1974年ロバート・キャパ賞受賞。
没後の1979年、ユージン・スミス・メモリアル基金によりユージン・
スミス賞が制定され、第1回をJane Evelyn Atwoodが受賞(1980年)。

戦後の代表的フォトエッセイ@ライフ誌に以下がある

Country Doctor 1948
Wales 1950
Spanish Village 1951
Dr. Schweitzer 1954
Pittsburgh 1955-1956
HITACHI 1961-1962
MINAMATA 1971-1974



○:Eugene Smithの主な従軍地域



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